衛生看護専攻科卒業 看護師も大学編入可能に!
私は早く親元を離れ自立したい、働きたい(学校に通いたくない)、という思いから、高校から衛生看護科、専攻科と5年間にわたり看護を学び20歳で看護師国家資格を取得しました。
恥ずかしながら、どの看護学生でも同じ国家看護師国家試験を合格し、病院へ就職し、仕事内容は大卒、専門卒、衛生看護科卒業は全く関係ないのにも関わらず、給料面では大きく差がでてしまう仕組みは転職した看護師5年目にして初めて知りました。
(というのも、新卒で入職した病院では大卒と、短大・専門・衛生看護科卒業の2区分しかなかったので、大卒Nsは仕方ないとしか思っていませんでした。)
とある病院求人案内を参考に勝手に計算をすると・・・(ボーナス4.0か月、その他夜勤手当、住宅手当などは除き、単純に計算しています。)
大学卒 短大・専門卒 高校卒(専攻科)
基本給 ¥212,500 ¥209,110 ¥204,100
資格手当 ¥15,000 ¥15,000 ¥15,000
合計 ¥227,500 ¥224,100 ¥219,100
年間 ¥3,640,000 ¥3,585,600 ¥3,505,600
大卒と高卒の年間差額 ¥134,400 !!
同じ経験年数にしても、仕事量が変わらないのに、、3年間でなんと¥403,200!!!
これはなんとしてでも大卒になりたい!大学編入して看護学士を取得しようと思いましたが、衛生看護専攻科卒業は大学に編入もできず、大卒看護師になりたければ、看護師資格を持っていても、看護師資格を持っていない大学1年生からの入学ということになってしまう非現実的な現状でした。
もともと、看護師のレギュラーコースからの編入学は認められていましたが、2016(H28)4月に学校法改定により、文部科学省の発表があり、一定の基準を満たす高等学校の専攻科の過程を終了した者の大学への編入学が可能となりました。
そうです!衛生看護専攻科卒業の私も、大学へ編入し看護学士取得資格が得られました!
この学校法改定は私にとってビッグニュース!
すぐに大学編入の情報収集を行いました。
そして現実的にできそうだったのが、放送大学3年次編入でした。
次回へ続く。
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